<写真展内容>
内面のみを捉えれば弱々しく、外界のみを捉えれば白々しく、作者の目には映る。
弱々しさを繊細という言葉に、白々しさを力強さという言葉に置き換えた場合、互いの調和のとれる位置は何処であろうか。そこは繊細さと力強さの中間地点、つまり平凡な位置という意味合いではなく、互いが混在する位置だと作者は考える。その位置に立っていると感じた時、作者はシャッターを切る。なぜならその位置にこそ作者の考える美しさや面白みが存在すると思っているからだ。
具体的に言うならば、作者が撮りためた写真には誰かが何かを施した痕跡が写っていると言える。その痕跡が背景と上手く重なり合っているようなシチュエーションに作者は惹かれている。モノクロ40点。 |
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